夏休みに将来のことを考えてみる?小学生の夏休みの過ごし方 (勉強編)

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いよいよ、子どもたちにとってお待ちかねの夏休みになりましたね。

やっと夏らしい天気に恵まれ気持ちも晴れやかになりますね。

今年は、うちの子の通う公立小学校の夏休みの期間は約2週間です。

昨年までとは違う夏休みとなりましたが「いったい何をしようか?」と思われている方も多いのではないでしょうか?

特別なお楽しみはもう少し先にとって置いて、今だからこそできることや、短いながらも子どもの身になる過ごし方ができると良いですね。

夏休みの期間が2週間になった事以外に、うちの子の夏休みの今までとは違うことは

  • 宿題はあっても少量であったり、提出は自由でよい(学年によって違いがあり)
  • 地元のプールでは、夏休みの2週間は小中学生は学校ごとに入れる日程と時間が決めてあります。午前と午後でローテーションになっているので、密にならない配慮をした上で無料開放してくれる

ということです。

特別なことは何もないけれど、長い目で見たときに役に立った夏休みの2週間だったと思えればいいなと思っています。

小学生の夏休みにおすすめ!子どもの身になる過ごし方(勉強編)をお伝えします。

子どもがやってみたいことにチャレンジする

いつもの夏休みのように、遠い場所へ遊びに出かけたり人が多く集まるような場所へはいけないので、できることは限られてしまうかも知れませんね。

いつもなら、さまざまな体験をさせてあげたいと外に出かけることがメインイベントでした。

今年はそうもいかないのは、子どもたちもわかっているようです。

そこで、いつもの延長上の夏休みというイメージで2週間を有意義に過ごすことに決めました。

目標を決める

夏休みの少し前ぐらいに、私から「将来の仕事のこと」について子どもたちと、じっくり話す機会をつくりました。

我が家には何年か前に購入した、子ども向けの「お仕事ずかん」という本が家に置いてあります。子どもたちは読んではいるものの、まるで他人事のようにテレビやお話の世界でのことのようにしか思っていなかったようなんですね。

小学校の中学年ぐらいまでは、この「お仕事ずかん」で世の中の仕事のことに触れておくことはおすすめです。かわいいイラストとマンガで書かれているので飽きずにみることができます。

「世の中にはこんなに仕事の種類があるんだな」ということがいろいろと知ることができます。

*どちらかというとコチラの「お仕事ずかん」は女の子向けになっています。

*小学校高学年とか男女向けなら

 

興味はあるので何回も読み返してはいるのですが、似たようなものにしか目が行かないみたいで現実的に自分が実際に「この仕事は自分がやったら、どうかな?」というような視点では見れていませんでした

子どもたちには、小学生の内からなりたい職業を決めることをする必要はないけれど「もう少し自分自身のことを知ることを積極的していくと良いのにな」と私は思い始めていたんです。

勉強にしろ習い事、趣味、遊びであっても「何のためにやっているのか?」という目標がないと、ちょっとつまづけばイヤになってしまうし、子どもは頑張る意味がわからなくなってしまうようだったのです。

そのため、ふてくされることもよくあります。

この現状をなんとかしたくて、考えたのが「将来の職業についての情報をもっと詳しく教えておこう」ということでした

そんな流れで、就職する人向けの仕事内容、給与、勤務形態、必要な資格などが詳しく載った「なりたい」が見つかる職業情報サイト「キャリアガーデン」を一緒に見ながら話しをしました。

実際に働いている人の声なども書いてあって、とてもイメージしやすくなります

「世の中にはこういう仕事があって、なりたい人はこういう風に学校へ行ったり、資格をとったり、希望者に対しての採用倍率であったりといったことをクリアして、みんな仕事につくようになるんだよ」ということですね。

小学校の中学年と高学年のうちの子たちは、そのときすぐには、まだピンとはきていなかったようですが、少ししてから今までとは何か考え方が変わってきました。

はっきりとしたビジョン(未来像)を持つようになってきたという感じです。

そのときに、うちの子たちにとっての目標が見つかったようでした。

課題を決める

うちの子たちは2人揃って、同じ興味のある公募にチャレンジすることにしました。

なぜなら、気になるその職業になるには、まずは自分の作品を世の中の人に見てもらわなければなれないからです。

できるだけ早いうちから目標を定めてチャレンジしていけば、失敗してもやり直しがききますし、もし、自分には合わないと思えば早めに方向転換もできますものね。

そんな話も子どもにしました。

すると、自分たちから「やってみたい」と言い出してきたので、やることになりました。

そういったことも、職業について詳しく調べていくとわかってきますし、小学生であっても大人と同じようにチャレンジする場所もあるんですよね。

資格にチャレンジするのも良いかも知れませんね。

最近の資格は、子どもにも興味のありそうなものもたくさんあって種類を見てみるだけでも楽しいですよ。

うちの子は本屋で見つけた「小学生にもとれる!資格・検定カタログ」を家で見ては「何にチャレンジしようかな?」と気持ちをワクワクさせているようです。

試験日などが先のものでも、今の時期にまとまった時間で集中して取り組めるのはうれしいですよね。

漢字検定などは、小学校1年生~大学、一般向けまでのレベルによって受けたい級にチェレンジできるので、自分の実力を確認することができますよね。

漢字検定のレベルと内容

レベル 対象漢字数 主な出題内容
10級 小学校1年生修了程度 80字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪筆順・画数
9級 小学校2年生修了程度 240字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪筆順・画数
8級 小学校3年生修了程度 440字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪筆順・画数
▪送り仮名▪対義語
▪同じ漢字の読み
7級 小学校4年生修了程度 642字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪筆順・画数
▪送り仮名▪対義語
▪同音異字▪三字熟語
6級 小学校5年生修了程度 835字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪筆順・画数
▪送り仮名▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字▪三字熟語
▪熟語の構成
5級 小学校6年生修了程度 1026字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪筆順・画数
▪送り仮名▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字▪誤字訂正
▪四字熟語▪熟語の構成
4級 中学校在学程度 1339字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪送り仮名
▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字▪誤字訂正
▪四字熟語▪熟語の構成
3級 中学校卒業程度 1623字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪送り仮名
▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字▪誤字訂正
▪四字熟語▪熟語の構成
準2級 高校在学程度 1951字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪送り仮名
▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字▪誤字訂正
▪四字熟語▪熟語の構成
2級 高校卒業・大学・一般程度
(常用漢字がすべて読み書き活用できるレベル)
2136字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪部首・部首名▪送り仮名
▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字▪誤字訂正
▪四字熟語▪熟語の構成
準1級 大学・一般程度 約3000字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪故事・ことわざ
▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字
▪誤字訂正▪四字熟語
1級 大学・一般程度 約6000字 ▪漢字の読み▪漢字の書取
▪故事・ことわざ
▪対義語・類義語
▪同音・同訓異字
▪誤字訂正▪四字熟語

参照:日本漢字能力検定

こういったチャレンジは将来に役に立つかどうかは、この際どうでもいいんです。

小学生の今に、チャレンジしてみようという気持ちと行動した時間が貴重なんですよね。

そのためには、具体的に飛び越えられそうなハードルを置いてあげましょうね

うちの子も漢字検定に興味があり、漢字検定用のドリルも購入してみました。いくつかある中で本屋で子どもが手にとって中身を見比べてみたところ「漢字検定5分間対策ドリル」が気に入ったようです。

このドリルは、毎日コツコツとやれそうな量でシンプルなところがよいとのことです。

小学校高学年のうちの子は、まず手始めに6級のものを購入して取り組んでいます。

このドリルは、学校とは また違った目線からの出題もあるんですよね。今のところ、実際に検定試験を受けるわけではありませんが、難しくはあるけれど楽しんでやっているようで、よかったです。

 

予定を決める

チャレンジすることになった、その公募の日程に合わせて作品作りをすることになりました。

下調べから始まって、ネタ探し、アイディアを考える。

そのことに関する参考になる本でノウハウを具体的に調べながらの作業です。初めて知ることも多く、大まかに全体を完成させてから、もう一度提出するものを修正をしながら改めて作っていきます。

そこまでの必要と思われる工程をイメージしてから、予定を立てていきます。

応募の締め切り日までに必着しなければなりませんので、配送日のゆとりを持たせて完成を目指します。

予定の立て方は「どうして時間通りに動けないのか? 子どもの自主性 主体性をUPさせるポイントは3つ」で書いたように、細かく具体的な作業にして時間を設定するのがおすすめです。

一つ一つの工程が細かければ、そのハードルは低めになり、ちょっとしたことが終わるたびに達成感を感じることができるからです。

 

朝ドリルをやる

我が家では宿題以外の勉強は、この朝ドリルだけです。

夏休み以外でもそれは同じです。学校へ行く前の15分でできるものを毎日の日課にしています。

それを夏休み中も続けていきます。夏休みなので、量はいつもの2倍の量を目安にやっていきます。

このドリル学習を本格的にスタートしたのは、3年ぐらい前からで、それ以前はドリルは買ったりしてはいましたが、子どもが自主的にすることはなく、私が1日ずつ量を決めて初めて仕方なくやっていたような感じです。

これを習慣化するのには、きっかけがありました。

それは

  • 勉強は何でするのか?
  • 勉強がわからないとどうなるのか?

ということを子どもにとことん説明したことです。

私なりの言葉で説明してみました。

まず初めに「勉強は何でするんだと思う?」と子どもたちに聞いてみました。

子どもたちは「将来、自分がこまるから。でも別にだいじょうぶ」みたいにあやふやな感じでした。

私の説明は「勉強は、将来の自分のやりたいことをやるためにはたくさんのことを知っておいた方がよいから。小学校の勉強は、もっと知りたいことが出てきたときに基礎となる大切な土台なんだよ」

「そこから中学、高校、大学とだんだん難しくなっていくの。試験をして入りたい学校に入れるかが決まるから、学びたい学校があっても試験に合格できなければ、もっと知りたいことを教えてもらえる学校に通うチャンスがなくなってしまうんだよね」

「学校へ通うためだけではないよ。仕事をするのには、専門的な知識を学んだ人しかなれない職業や資格もあるんだよ。まだ将来のことをすぐに決める必要はないけれど、いつ、気持ちが変わっても好きなことにチャレンジできる状態でいられるように、一つずつ勉強が、わかるようになっていこうね」

とこのように、話をしました。

 

次に「勉強がわからないことやできないことをそのままにしておくと、どうなると思う?」と子どもに聞きました。

・・・わからない」とのこと。イメージがわかなかったようなんです。

「その学年にわからないことをわからないままにしておくと、次に習うこともわからないことが出てくるよ。学校の授業は、どんどん先へ進んでいくよ。わからない所は、自分で家でわかるようにしていくか、などに通って教えてもらうようにしなければ、どんどんわからなくなってしまうよ」と、この先を長い目でイメージできるようにできるだけ細かく説明したんです。

実際にわからないことがあると、宿題は はかどらずに時間がかかります。そうすると、自分の自由時間もなくなるんですよね。

うちの子にも身に覚えのあることなので「わからないことをわからないままだと自分が困るんだ」とわかったようでした。

ちなみに 自由な時間が減るのは嫌だといって、うちの子は今のところ塾は考えていません。(塾は補習用と進学用のタイプがあるのも伝えています)

「では その代わりにできる家での学習をコツコツとやることで自分の自由時間も減らさず、わからないことをわからないままにしないように小学校生活を送ろう!」と親子で約束したのでありました。

そんなことがきっかけとなって、朝ドリル習慣を始めたんです。

いつも子どもと一緒にドリルを選びに行きます。

その子に合ったドリルを選ぶのがポイントです。

15分ぐらいでできるもの。少しだけ難しいけどできそうなものがおすすめです。

参考までに、うちの子どもたちに今までやったドリルの中で良かったと思うものを聞いてみました。

いくつかあるようでしたがその中から一つずつ、特に子どもたちが「これはいい!」というものご紹介しますね。

高学年のうちの上の子は今までの中でとても良かったと思うドリルは「ハイクラス ドリル 国語」だそうです。今の学年ではなく、一つ前の学年のものがおすすめです

「ハイクラス」というだけあって、受験用につくられているようなので、特に受験はしない子であれば、一つ前の学年のものを復習用として使用すると良いですよ。知っている漢字がばかりですし、それでいて単語や文章はやや難し目な感じがちょうどいいんですよね。

 

一方、中学年の下の子が今までのドリルで良かったと思うのは「毎日のドリル 文章読解」とのこと。

下の子は、とくに本が大好きで物語を読むのが好きなんですよね。このドリルで文章のルールを自分で理解し表現できれば、なお、楽しく感じることと思います。そのための目的にはピッタリのドリルなんです。

今回は、本人の希望で一つ先の学年のものを購入しチャレンジしてみました。

文章読解のための「たくさんの種類の文章が載っているので、教科書とは違ういろいろな知らないお話を読めるのが楽しい」と言っていました。

 

まとめ

今年は始業式が遅れた分、学校ではスピードを上げて授業を進めてきて1学期が終わりました。夏休みは2週間と短いですし、子どもたちも先生方と共に新学期から今まで相当、頑張っています。

できるだけ息抜きできる時間と身体を休める時間プラスαとなるような経験ができると良いですよね

わかりやすい期限のある目標にチャレンジしてみることは、時間の使い方の勉強にもなります。何より その途中で挫折したとしても、そこまで頑張ってみた経験は残りますよね。

学習は習慣にすると、親がとやかく言わなくても、時間さえ一定の時間を決めれば子どもが当たり前のようにやるようになります。

習慣になるまでは「時間通りにやろうね」という声がけは必須ですよ。もそれまでは、根気よくファイトです。

まとまった休みのときだからできること、今だからできることにチャレンジしてみる。

毎日のコツコツ習慣は、夏休みが終わる頃には さらに自信がついて、子どもの身になっていることが実感できるでしょう。

 

 

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