お子さんは小学校での漢字テストで苦戦していませんか?
とくに小学3年生からの漢字50問テストは、普段の漢字10問テストができていても、忘れてしまう漢字も多くなりますよね。
小学生は6年間、国語の授業でほぼ1、2週間に1回の間隔で新しく習った漢字10問テストがあります。
小学3年生からはその他に漢字50問テストも各学期に1回ぐらいの頻度で行われています。
50問テストは、漢字の期末テストのような意味もあるのでしょうね。
先生によっては「合格点を決めて90点以上でない子は、再テストを休み時間や放課後に90点以上になるまで、くり返し受ける」というルールだったりします。
前の日に漢字練習を1回だけするのでは覚えきれないのが漢字50問テストなんですよね。
毎日、漢字ドリルをコツコツやっていても、90点以上を取るのがなかなか難しいのが現状です。
しかし漢字50問テストで90点以上取って1回で合格するのには、同じ漢字をたくさん書く必要はないんです。
うちの子は、何回もくり返し書く漢字練習がすごく苦手で嫌がります。
そのために、子どもに合ったたくさん書かなくてもいい漢字テスト対策をしています。
ちょっとしたポイントを押えてあげるだけでいいんです。
その勉強方法をお伝えしますね。
定期的にある漢字10問テストは毎回100点を目指す
授業の進み具合によって漢字スキルドリル(学校で支給されます)を授業や宿題でやるように先生から指示されます。
それをきちんと真面目にこなしていれば、その後にある10問テストは1、2個の間違えはあってもほとんどは〇がもらえるようになります。
さらに10問テストで間違えた漢字は、宿題で数回書いてくるように言われていますので、間違えた箇所はすぐに復習をすることになるんですよね。
学校の課題や宿題はその都度きちんとこなしていく
このようなことからも、課題や宿題を出されたときにきちんとこなして提出していくだけでも、大きく違いがあるんですよね。
とにかく課題や宿題は、忘れずにきっちりとこなしていくことが大事です。
うちの子の場合は漢字に関しては、家庭学習として「となえてかく漢字練習ノート」を使用して土日と休日だけ3文字ずつきれいに書く練習をしています。
「となえてかく漢字練習ノート」については
をご覧くださいね。
たったそれだけで、何回か10問テストで満点や高得点をとれる経験ができると、子どももやる気がUPするみたいですね。
次も満点をとるぞ!
【テスト3日前】50問テストの前にテストの予行練習をしておく
50問テストの3~4日前には、実際の50問テストと同じプリントが配られます。
配られた50問テストの問題プリントをテスト感覚で時間をテストと同じような時間をはかって解くようにしてみます。
自分で赤鉛筆で答え合わせをする
そして答え合わせをしてみると、初めてのときには10問テストで〇だった漢字もわからないものや、どこかが間違ってしまっているものもいくつか(だいたい5~6個)出てきてしまいます。
90点以上で合格だとしても、できれば100点満点を目指して取り組みます。
わからなかったものや間違えた問題には赤チェックを入れておきましょう。(できなかった問題をわかるようにしておくため)
わからなかったものや間違えた問題を書き直す
漢字練習帳に、できなかった漢字を3個ずつ書くようにします。
一応、子どもに
他の漢字は書かなくても覚えていられるかな?
大丈夫?
もっと書いておく?
と聞いてみます。
たぶん、子どもは
うん、大丈夫!!
へいきだよ!
と言うでしょう。
自分の自由時間が欲しいのですものね。
50問テスト3日前は、これだけです。
もし子どもが自信がなさそうであっても、3回ずつを「覚えるぞ!!」としっかり気合いを入れて書くように言ってあげましょう。
そうすれば、大丈夫!きっと覚えられるよ!
そう励ましてあげましょう。
やる気が出る魔法の言葉だと思いませんか?
【テスト2日前】前日にできなかった漢字を中心にもう一度テストする
前日にできなかった漢字を中心に、もう一度テストをします。
先生から配られた問題プリントには前日に答えを書き込んでいますので、この日は漢字ノートに答えを書くようにしましょう。
その際には、親が問題の漢字の読みを一つ一つ声に出して出題していきます。
出題の順番は、あえて変えてみるのもよいですね。
わからない漢字があるときには、読み仮名をそのまま読み仮名欄に書かせて次に進ませます。
テンポよくやるようにしていくと、50問は20~30分でできると思います。
時間がない場合や子どものやる気がでない場合には、できなかった漢字だけでも1日経っても忘れていないかどうかを確認テストしておきます。
【テストの前日】朝ドリルの時間を使って3回目の再テストをする
通常なら毎朝15分ぐらいのドリルをするのですが、漢字50問テストがある日はいつものドリルではなく漢字50問テストの3回目のテストをしておきます。
もう1、2度(家で)やっているので、朝食を早めに終わらせて20分ぐらいを確保して、前回のように親が読み上げて漢字ノートに書いていくというテストをしていきます。
そのときには、前の回答が見えないように前回とは別のページでやっていきましょう。(ノートを無駄にしないためにも紙などで前回の部分を隠すなどしてもよいですよね)
このときは朝なので忙しいため、答え合わせは私がしています。
もし間違いがあったときには、正しい漢字を1文字ずつだけ書き直させます。
もう一度、学校で確認するんだよ
とは言っているのですが、あとは学校へ行って授業前にもう一度確認するかどうかは、本人任せです。
朝、学校に行ったらもう一度、出題予定のプリントを見直しているよ!
まとめ
うちの子は、漢字50問テストは毎回100点満点という訳ではありませんが、このやり方を始めてからは90点以上で1回で合格できるようになりました。
とくに漢字を10個ずつ書くとか、たくさんするようなことはしません。
逆にたくさん書くようなことをさせると、子どもはすごく嫌がります。
それよりもテスト形式で腕試しをさせて「ちょっと書いただけなのに自分はこのぐらい覚えていられるんだ」という自信をつけていく方がより効果的なんですよね。
ただ、もちろんできないものあるわけなので、できなかったものだけをもう一度書いて、記憶させていく作業は必須です。
それも2、3個書くだけでもOKなんです。
日頃からしっかりと授業に集中し宿題と課題を忘れずにこなしていくことが、一番大事なことでもあるんですよね。
うちの子はボーっとしやすいので学校での授業態度は、どうかわかりませんが今のところ、このやり方が良さそうです。
結局は「たくさん書かなくても1回で覚えるぞ!」という気合いを入れて、短くてもいいから深く集中する時間を持つことが大事なんですよね。
やみくもにすべてを書くのではなく、できない箇所だけをピックアップしてあげて、時間を置いてくり返し書いてみることが効率的に感じています。
そうすれば、無理なくでき子どもも勉強を嫌がることもないでしょう。
テスト2日前、前日には、あえて親が読み上げを手伝ってあげましょう。
子どもにとっては、親といっしょに漢字テストに向けて勉強しているのが、うれしいことでもあるようです。
子どもは「○○(子どもの名前)ならできる!」の声がけでやる気UPするんですよね。
子どもの現状を見て、嫌がらない程度の課題を出すことで、少しでも深く集中する時間を作っていきましょう。
短時間で結果が出せるようになると、ますます子どもは自信を持てるようになり、勉強が楽しくなるようです。
以上、たくさん感じを書くのが苦手な子の漢字50問テストの勉強法でした。
追記:
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