【野菜炒め】をシャキシャキにおいしく作るコツ!本格的な味に仕上がるポイント

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野菜炒め

主婦が毎日のレシピを考えるのは、じつはけっこう大変なんですよね。

栄養や色どりを考えて献立を決めるとなると、時間もかかりますし毎日きっちりとはやっていられません。

パッと簡単で素早く作れて、1品で野菜もたっぷりとれて定番のおかずといえば

野菜炒め

ですよね。

野菜炒めは、火加減や炒め方によってどうしてもベチャッとしんなりしてしまいます。

そうするとどうしてもおいしく感じられないんですよね。

そうならないために

今回は野菜炒めをシャキッと本格的な仕上がりにするポイントとコツをお伝えしますね。

シャキッとおいしい【野菜炒め】の作り方

野菜炒めは、鉄のフライパン(中華鍋)で強火で一気に短時間で炒めるのがおいしく作るポイントです。

鉄のフライパン(中華鍋)をよく熱して油を入れ馴染ませて肉に火が通れば、野菜を炒め始めてから1分弱での完成を目指します!

ですので、前もって下準備をしておいてくださいね。

〈ポイント1〉野菜炒めは熱伝導率が良い鉄のフライパンに限る!

野菜のうまみとシャキシャキ感を引き出すために一番大事なことは、鉄のフライパンを使用することです。

「料理は道具が大事!」

という話をどこかで聞いた覚えはありました。

ちょうどテフロン加工のフライパンが傷んできてしまったときに、新しいフライパンを買うことにしたんです。

家族4人分の炒め物をするときんは、かなりのボリュームになります。

普通のフライパンでは溢れてしまうことも。

そこでちょうどいいと思ったのが中華鍋です。

鉄製のフライパンや中華鍋は、金属製のフライ返しやお玉を使っても傷がつきにくいですし、汚れがこびりついてもたわしを使ってゴシゴシと洗えます。

何より、他のフライパンにはない熱伝導率がよいという点で、料理のできあがりの味さえも全然違うんです。

4人家族で、1回で家族分の炒め物をしようと思ったら直径30cmの中華鍋がちょうどいいんですよね。

山田工業所の中華鍋は日本製で職人さんが手打ちで作ってくださっているんです。

そのため、丈夫でしっかりした中華鍋のわりには比較的軽く、手打ちならではの温もりを感じます。

鉄製の鍋は、使い初めには自分で空焼きをする必要があるのですが、山田工業所の中華鍋は空焼き済みのものもあるのですぐに使えるのもうれしいですよね。

 

鉄製の中華鍋は熱伝導率に優れているため熱が具材に伝わるのが速いんですよね。

そのため、野菜などを炒めるときにシャキッと香ばしい仕上がりにできるんです。

よくキャンプなどで鉄板で焼きそばを作ったり野菜を直火で焼くとおいしいですよね。

まぁ、その場合は自然の中で食べているせいもあるのかもしれませんが、家の中で鉄のフライパンで炒めた野菜も同じようにおいしく仕上がります。

他のフライパンとの違いが一番よくわかるのが野菜を炒めたときなんです。

他にも、チャーハンを作っても香ばしい香りでパラパラな本格チャーハンができあがります。

それから、もちろん焼きそばも鉄の中華鍋で作ると味が違いますね。

子どもたちも

上の子(ロク)
上の子(ロク)

おいしい!

 

下の子(サン)
下の子(サン)

おいしい!!

といつも言ってくれるようになりました。

 

道具とコツさえあれば、本格的な中華飯店の味を再現できるんです!!

 

〈ポイント2〉材料は野菜(とくにキャベツ)が多めで大きめに切るのが◎

材料は、キャベツがメインで作るのがおすすめです。

ちょっと節約したいときには、キャベツの分量を減らして、その分もやしを加えてかさ増しするのもいいですね。

よりシャキッとさせたければ、エリンギ、もやしなどを入れずに作るとよいでしょう。

肉だけはしっかり加熱し、やや火の通りが足りない?ぐらいの短時間で作るようにしてみてくださいね。

・肉はしっかりと中まで加熱
・キャベツ以外の野菜全体が1/2ぐらいの火の通り
・キャベツは、1/3ぐらいの火の通り

が目安で調味料を加えて仕上げます。

【野菜炒め】(4人分)の材料

我が家では、小松菜やエリンギといった「彩り」「栄養」「コスパ」を考えた野菜炒めを作ります。

シャキシャキにつくる技を覚えてからは、子どもたちにも大好評ですよ!

 

<材料>(4人分)

豚肉細切れ 400g
キャベツ 大玉1/2玉弱
人参 3/4本
玉ねぎ 3/4コ
小松菜 1/3袋(1株)
エリンギ 2本
にんにく みじん切り(すりおろしでも可)大さじ1
しょうが みじん切り(すりおろしでも可)大さじ1

*お好みで、もやし1~2袋を入れる場合にはその分キャベツの分量を減らします。

 

<調味料>

≪肉の下味用(a)≫
(a)酒  大さじ1
(a)しょうゆ 大さじ1
≪合わせ調味料(b)≫
(b)鶏ガラスープの素 大さじ1
(b)しょうゆ 大さじ1
(b)オイスターソース 大さじ1
≪仕上げ≫
お好みで…こしょう 少々

〈ポイント3〉野菜を切る前に肉に下味をつける

肉に下味(a)をつけておきます。

 

肉に下味をつける理由は
・味をしみこませる
・肉の臭みをとる
ためです。
下味をつけないと、肉の味がぼやけた感じになって野菜炒め全体の味が締まらないんですよね。

〈ポイント4〉野菜の切り方はキャベツは大きめ、それ以外は同じ大きさに揃える

  • キャベツは他の野菜よりも火が通りやすいため、やや大きめに切る
  • キャベツ以外はなるべく同じ大きさになるように切る

野菜を切る

野菜炒めの野菜の切り方

材料 下準備・切り方
キャベツ 4~5cm角ぐらいの大きめのザク切り
人参 皮をむいて1、2mm厚みの斜めの薄切りにした後に幅1cmぐらいの短冊切り
玉ねぎ 半分に切ってさらにもう半分にし芯の部分をとる→幅1cmのくし切り
小松菜
根の部分を切り落とし、流水でザっと洗う。
長さ4cmぐらいの長さになるように切り分ける
エリンギ 長さを半分に切り、さらに縦半分にし、長さ4cmぐらいの短冊切り
にんにく みじん切り(すりおろしでも可)
しょうが みじん切り(すりおろしでも可)

 

〈ポイント5〉強火で短時間で仕上げるためには下準備も大事!

野菜炒めは、強火で一気に短時間で炒めるのが最大の課題です。

そうすることでシャキッとした食感が残るんですね。

そのことを頭に置いて、炒めていきましょう。

最終的にシャキシャキのまますぐにフライパンから具材を下せるように、下準備として

  • 合わせ調味料
  • 盛り付ける皿

    を炒める前にあらかじめ用意をしておきます。

〈ポイント6〉鉄製のフライパンはよく熱してから油を引く

中華鍋を熱している鉄製のフライパンの場合にはよく熱してからフライパンに「油を大さじ1強」引いていきます。

 

 

鉄製のフライパン(中華鍋)には、吸着水と呼ばれる目には見えない水分がついているんですよね。
そのため仕様する際には、よく熱して水分を十分に飛ばした状態で油を引くようにしましょう。

〈ポイント7〉具材は火の通りにくい順に秒単位でずらして加えて強火で手早く短時間で炒める

火は終始、強火にしておきます。

肉を炒める

肉をひっくり返す焼き加減フライパン(中華鍋)に油がよく馴染んで熱したら、肉を焼く。

肉は炒めるというより表面に焼き目をつけるように焼く。

 

ほぼ肉に火が通ったころ片側に焼き目がついたころにひっくり返し、肉に火が通って全体に白くなるまで焼く。

 

このときには、あまりかき回さないでおきましょう。
混ぜてしまうと肉が水っぽくなってしまうんです。
今まで、おいしくなかった原因①はこれです。

人参、にんにく、しょうがを加える

人参、にんにく、しょうがを投入肉に8~9割ほど火が通って全体に白くなってきたら、火の通りにくい人参、にんにく、しょうがを加え(およそ10秒ぐらい)炒めていきます。

 

下から具材をすくって空気を含ませながらフワッと上に乗せるような感じで全体にまんべんなく火が通るようにします。(フライパンを振ってまぜることができる人はそれでOK)
炒めるときには具材をつぶしたり押したりしないようにフワッと扱いましょう。
にんにく、しょうがなどは、最初に入れるように書いてあるレシピもありますが、あえてここで加えます。
なぜなら、にんにくは非常に火が通りやすく強火ですとすぐに焦げてしまうからです。
焦げると苦味と焦げ臭いにおいでおいしさが台無しになってしまうんですよね。
にんにく、しょうがを後入れしても全体に風味は行きわたりますので大丈夫です。
このタイミングで入れるようにしてみてくださいね。

エリンギ、玉ねぎを加え炒める

玉ねぎ、エリンギを投入次にエリンギ、玉ねぎを加え、同じように(およそ20秒ぐらい)炒めます。

 

*もやしを加える場合は、ここで加えましょう。
(この間、およそ30秒ぐらい)
もやしに半分ぐらい火が通ったら、次へいきます。

小松菜を加え炒める

小松菜の茎から先にいれるようにし葉の部分も加え(およそ5~6秒ぐらい)炒めます。

キャベツを加え炒める

キャベツを投入最後にキャベツを加え炒めます。

キャベツを加えて(5~6秒)混ぜ合わせる。

合わせ調味料(b)を加える

調味料を投入合わせ調味料(b)を加えます。

 

 

調味料が全体に絡んだら完成!

空気を含ませるようにフライパン(中華鍋)を3回ぐらい振って混ぜ全体にサッと調味料を絡ませましょう。(およそ10秒ぐらいで

4人分の材料をすべて加えた状態ではかなり重いので、鍋を振るのは手首を傷めるのムリしないでくださいね(^^)/
下から具材をすくって空気を含ませながらフワッと上に乗せるような感じで全体に混ぜてもOK!

野菜炒め調味料が全体に絡んだら、最後にお好みでコショウを振って完成です。

すぐに皿に盛って(余熱でどんどん火が加わってしまいますので)できたてをいただきましょう!

 

「エリンギ」「もやし」にはしっかりと火が通るようにしますが、その他のここで使う野菜は、もともと生でも食べられますよね。
そのため多少 火が通らなくても問題はありません。(シャキッとするためには、表面だけに火を通し芯の部分まで火を通し過ぎないことが大事なんです)
しんなりしない程度の炒め具合いで火を止めるようにしましょう。

〈おまけ〉たくさん作り過ぎてしまったら

ラップをして冷蔵庫で保存しておきましょう。

そして、翌日の昼食用として活用します。

我が家では「手間なし休日ごはん」として、金曜日の夜とか休みの日の前日の夜に野菜炒めを多め(30%増しぐらいで)に作っておきます。

そうして、翌日

休みの日の昼食用にあらかじめ購入しておいた生ラーメンを作って、その上にレンジで加熱した野菜炒めをトッピングして

「栄養満点本格ラーメン」

のできあがりです!

簡単でママも家族も大満足の休日の昼ごはんにもなりますよ。

レンジで温めても、前日のシャキシャキ感も若干残っていますし、生ラーメンの野菜炒め乗せの相性が抜群にいいんです。

しょうゆラーメンに飽きたときには、塩ラーメン(タンメン)に乗せても最高ですよ!

 

まとめ

何でもない今まで普通に食べてきたメニューこそ、ちょっとしたコツとポイントを押えるだけで、店で味わうプロの料理人と変わらない味に変身させることができます。

野菜炒めは、以前はあまり好きなメニューではなかったんです。

家で作ってもおいしくなかったから。

しかし、あれこれ試したところ、おいしいと感じられるようになり、家族にも好評です。

それも使う道具とコツとポイントがわかったからなんですね。

定番のメニューは誰でも好きなものが多く飽きがこないのでくり返し献立に出すこともできます。

新しいメニュー選びに悩むより、定番メニューをバージョンUPしていく方が、何かとメリットがありますよ。

家族は落ち着く家で食事ができ、おいしい!となるので、外に食事に行きたがらなくなるんですね。

すると家計の出費も抑えられるようにもなります。

もちろん、自分が「主婦業をちょっとお休みしたい!」と思えばたまには外食にも行くのもありですよね。

おいしい味を発見しに行くのも、主婦業の一環ですからね。

そして家族にもお店の味を再現してあげてはいかがでしょうか?

ありきたりな定番料理も道具や作り方を見直すことから始めてみましょう。

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