子どもが「勉強がわからない!」と言ってきたときに、すんなりと教えてあげられていたのは、小学1~2年生ぐらいまでだったでしょうか。
小学3年生では、教えるのにかなり時間がかかることも出てきました。それでも何とか教えることができていました。
小学4年生からは教科書を持ってこられても「え~と・・・ちょっちょっと待ってね」と言って、すぐには教えることができないことが多くなり、この先が親として不安になってきました。
そんなときに本屋で出会ったのが「全科の要点100%」シリーズです。
勉強が苦手な子も、小学生に勉強を教えるのが不安に感じている親も助けてくれるんです。
「全科の要点100%」とは
まず、本屋で何かよいものはないかと子どもと見ていたときに、小さめのB6サイズの「要点100%」という文字が目に入ってきて手にとってみました。
中をめくって見てみたところ「これは、よさそう!」とすぐに思い購入することにしました。
「全科の要点100%」内容とは
「全科の要点100%」は
小学4~6年生までの、その名の通り、要点だけをまとめた参考書のようなものです。
小学4年生:社会、理科、算数、国語の4教科
小学5、6年生:社会、理科、算数、国語、英語の5教科
小学4~6年生のそれぞれの主要な科目が全科入っています。
- 本の大きさ:B6サイズ
- 厚さ:約1cm
- オールカラー
- 消えるフィルター付き
「全科の要点100%」が助けてくれるところ
「全科の要点100%」で勉強を教えることにストレスを感じなくなりました。
どこをポイントに教える必要があるのかが一目でわかるからです。
他にもよいところがありますのでご紹介します。
コンパクトでサッと取り出しやすい
まず本屋で手にとった最初の理由はこれです。
「このくらいの量だし、とりあえず本を開いてみよう」と。
たくさんの文字を見ると、それだけで逃げ出したくなりませんか?
私も、うちの子もそうなんです。
そういう人にとっては、その本と出会えるかどうかの大事なポイントなんですよね。
次に、家で勉強がわからないときや忘れてしまって時間がないときにサッと取り出すことができるのがうれしいですね。
コンパクトなのに、主要科目が全教科1年分の要点が入っているのがすごいですよね。
学校の教科書はこの何倍もの量の本の大きさですからね。
空き時間でちょこっと勉強にちょうどよい!参考書のようでもあり問題集にもなる
子どもが習い事での待ち時間のときに持ち歩いていくのにもよいですよ。
- 宿題がわからないときには、わかりやすい要点がすぐに見つかる
- 付属の消せるシートによって、問題集としても使える
わざわざ、ドリルやプリントを持ち運ぶ必要はありません。ちょっとした空き時間で活用できるようになっています。
書きこんだりするわけではないので、くり返し使えます。
全教科が1冊に入っていることで、気分によって気軽にページを変えて読めるため、何度も本を開く気になるようです。
消せるシートを使って外出先でちょっとした空き時間に気軽に問題に挑戦することも可能です。
目次を見るだけで全科目(主要)の1年間の学習内容が把握できる
目次では、単元ごとに項目がわかれています。
それも、たったB6サイズを見開いたB5サイズのスペースの中に全教科が収まっています。
1年間の全教科(主要)の学習がB5 で把握できてしまうなんて他にあるのでしょうか?
教科書を1年間かけて勉強していくことは、先が見えにくいために「今、なぜこのことをやるのか?」という、疑問と同時に逃げ出したくなる気持ちが生まれてくるんですよね。
この目次を見れば「1年間でこれだけのことやっていくよ!」というのが見通せます。
勉強が苦手な人にとって全体像を把握することができると、負担が軽く感じることがありますし、その前後のつながりも、何となく見えてきたりもします。
この目次の役割は、この1年間を計画的に過ごすための計画を立てるときにも大いに役に立ちますよ。
説明が完結でわかりやすい
家事に育児、仕事もあったりで時間がない私には、一目でわかりやすいのが一番助かります。
子どもが宿題で「ここが、わからないんだけど」と言ってくるときがよくありますよね。だいたいが、夕食の支度で忙しくしている時間で、ゆっくりと教えている時間などはありません。
小学4年生になってからは、今、どこの勉強をやっていて何の宿題が出ているのか?ということを理解するだけでも、時間もかかってしまうんです。
教科書は、学校で先生が生徒に1年間をかけて考えることをさせながら学ぶために作られているので、パッと見ただけではわかりにくかったりします。
実際に、今どこを勉強しているのかを教科書やノートを見せてもらって、理解するのには2~3分では済まないので、イライラしてしまうことがよくありました。
この「全科の要点100%」は「ここが、わからない」と子どもに言われたときに「今まではこの単元をやっていて、これからはこのことについてやっていくのね!」という子どもの勉強の進行状況が俯瞰して見ることができます。
パラパラっとめくって、大体の1年間の流れがよくわかるのが、すごく助かっています。このことが、私のイライラを解消してくれました。
もちろん、要点がズバリと載っているので「これはね~○○だからこうなのよ」とまるで、自分が知っていたかのように、できる親として振る舞うことだってできます。(この本を見ていることはバレていますが・・)
話がずれていますよ~
そっそうかな
今では、子どもが勉強でわからないことがあっても、私に聞いてくる前に「この本、見るね~」と言って自分で読むようになりました。
オールカラーで写真やイラストや図解もあって楽しい
勉強が苦手な人にとっては、文字だらけの本はそれだけでアウトな場合もありますよね。そうなると、そもそも手にすることもないでしょう。
カラフルでわかりやすいイラストや図で解説をしてくれていますので、その点は心配ありません。
写真やイラスト、図などがあるおかげで、言いたいことがすぐに目に飛び込んでくるので「どれ、説明をちょっと読んでみようかな」なんてことになっていくんですね。
苦手な意識があるものには、楽しく感じる工夫がされていることは重要ですよね。
まとめ
親子で、勉強が苦手から脱出させてくれる本をご紹介しました。
時間がない主婦にとって、夕方の忙しい時間にやらなければならないことがたくさんあります。
ですが、子どもの勉強も見てやりたい。
学校ではどのくらい進んでいるのかも知っておきたい。
情報量がギュッと詰まって、しかもわかりやすい「全科の要点100%」なら、そんな望みをきっとかなえてくれます。
わかりやすいことは、子どもにとっても楽しく勉強する意識につながります。
きっと、勉強に興味を持ち始めるきっかけを作ってくれる本になるでしょう。
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