「ミシンが欲しい!」と思っても
「たくさんあり過ぎて迷う」「どれを選べばよいのかわからない」
そういう方も多いのではないでしょうか?
高学年のうちの子がクリスマスに「ミシンが欲しい!」と言い出してから、実際に店舗で見て回ったり、私もとても悩みました。
いろいろと見比べていくうちに、どうしても外せないポイントが見えてきました。それをもとに検討した結果、納得のいくミシンを手にすることができました。
今回は「小学生や初心者でも使いやすい!ミシンの選び方のポイント」についてお伝えしますね。
ミシンメーカーについて
ミシンはどのメーカーのものがよいのか?
まずは、そこを考えますよね。
私が購入するときに考えたことは初心者はとくに「できるだけ日本で多くの方が使っているメーカーの方がよいのでは?」ということ。
なぜなら
- ユーザーの方の便利な使い方の口コミなどを知ることができる
- ミシンの修理やメンテナンスの対応がしやすい
- 創業から改良を重ね、こだわりを持ったミシンの開発をしている
などの理由からです。
そのことから我が家のミシンは気になった以下のメーカーから選ぶことにしました。
- ブラザー
- ジャノメ
- JUKI
- ベビーロック
- シンガー
- ジャガー
- アックスヤマザキ
ミシンの種類と価格について
初めは、小学生が使うのだから簡単で手頃な価格(2~3万円ぐらい)のものを想像していました。
ところが試し縫いも体験できるミシン店で話を聞いてみると、ミシンの価格は機能や使いやすさに比例しているというのです。
「営業トークなのかな?」と疑ってしまっていたのですが、店の商品の機能を比較していくと、たしかに店員の方の言う通りのようでした。
子どもが、実際に縫わせてもらってみたら、以前では考えられないようなことが当たり前に自動でやってくれるのを目の当たりにして、ちょっと感動でした。
ミシンの価格はミシンの種類によっても違いがあります。
用途も直線縫いだけでなく、布の端の処理ができるロックミシンや刺しゅうや文字縫いなどができるタイプのものなど様々です。
ミシンは5種類に分かれる
ミシンは大きく分けて、以下の5つになります。
ミシンの種類 | 主な用途 | それぞれの違い |
価格帯 |
1分間に縫うことが可能な針数 |
家庭用(刺しゅう専用ミシン以外の家庭用刺しゅうミシンも含む) |
小物や服など個人で使う人向け |
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1万円以下~200万円ぐらい
簡単なものだと1万円しないもの(きれいに縫えるものが限られるかも)から プロジェクター機能を搭載した200万円のモデルも登場するなどいろいろ。 使用頻度や用途によって選び方が異なる
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最高700~800針 |
職業用 | 専門学校生や服飾関係を仕事としている人向け |
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3万円台~20万円ぐらい
7万~9万台が人気 |
最高1300~1600針 |
工業用 | アトリエや縫製工場などで製品としてたくさん作る人向け |
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9万円台~ | 最高10000針 |
ロックミシン
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布の端の処理、裾のまつりなどの機能、ニット生地やカットソー生地など伸びやすい生地が伸ばさずにきれいに縫える |
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3万円台~30万円ぐらい | 最高1200~1600針 |
カバーステッチミシン |
Tシャツやトレーナー、下着などの衿袖口、裾などのステッチとして使われる(表は2~3本のステッチ、裏はジグザグステッチかチェーンステッチ)
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3万~30万円ぐらい | 最高1200~1500針 |
刺しゅう専用ミシン |
刺しゅうをするための専用ミシン。
専用の枠を交換し、幅広いアイテムに刺繍が入れられる |
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~200万円ぐらい | 最高1000針 |
その中で、通常「子どもが学校で使用している」「日常の個人の縫物をするときに使用する」のは一般的には家庭用ミシンになります。
もっと縫い目のきれいさや縫う速度にこだわって、本格的に縫物をしたい方や服飾系の専門学校生は直線縫い専門の職業用ミシンを選ぶことになります。
ちなみに、職業用ミシンを購入して洋服などを作る場合には、縫い代の処理をするためのロックミシンも別に購入することになるでしょう。
家庭用ミシンは さらに4種類に分かれる
家庭用ミシンと言っても、さらに4つのタイプに分かれます。
今回、我が家で購入したものは家庭用のコンピューターミシンです。
家庭用ミシンの種類 | 価格の違い | 機能の違い | 人気の機種 |
1.電動ミシン | 1万~2万円前後が主流。中には3万円台のものもある |
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電動ミシンはメーカーにこだわらず、飾り縫いができ、見た目がおしゃれで手軽なお手頃価格が人気。
▽簡単でシンプル。標準糸調子でダイヤル式、速度調節ができる ジャガー【MM-2221】
▽簡単な縫物に!糸調子は手動ダイヤル式。別売りの刺しゅうキットで名前も入れられる!?おしゃれでコンパクトな アックスヤマザキ【MM-10 】
▽下糸は縫い締まりのよい垂直半回転カマになっています。糸調子はダイヤル式で簡単に。パワフルモーター内臓で頼もしい
シンガー【Amity-SN20D】
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2.電子ミシン | 15000円位~3万円ぐらいが主流。中には4万、5万円台のものもある |
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電子ミシンは機種によって機能が様々。自分に合ったよく使う機能がついたものを見つけよう!
▽コンパクトミシンでも速度調節、縫い目調節、標準糸調子などもついて実用的! ジャガー【MT719-2】
▽工業用ミシンの世界シェアNo.1のJUKI。販売店とのコラボ品。段差縫いやパワーも実用的です。見た目もおしゃれ!糸調子はダイヤル式で簡単。 JUKI【HZL-40DX】
▽お求めやすい価格で、自動糸調子、段差縫い、全自動ボタンホールなど高機能なシンガーの電子ミシン シンガー【DX5720/DX5760R】 |
3.コンピューターミシン | 安いものでも2万台ぐらい~8万円台ぐらいまでが主流。価格が上がると便利な機能が増えてくる印象。 10万円以上するものもある |
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コンピューターミシンは、便利な機能と縫い模様が豊富。家庭用の中ではパワーもきれいな縫い目も一番!
▽高機能なコンピューターミシンなのに手頃な価格!シンプルで使いやすい。縫い模様は19種類 ブラザー【PS205/PS203/PS202】
▽ニット・カットソーなども縫える伸縮縫い機能もあります。縫い模様は20種類 ジャノメ【JP310】
▽6段階押え圧調節で薄地~厚地まできれいに縫える。伸縮縫いの他にも縫い模様は30種類
ジャノメ【NP860】
▽店オリジナル仕様。6段階押え圧調節で薄地~厚地まできれいに縫える。伸縮縫いの他にも縫い模様は40種類 (*NP860とほぼ同じで縫い模様の種類に若干違いがある) ジャノメ【MP580MSE】
▽2019年発売のNPシリーズ最上位機種。6段階押え圧調節はもちろん、今までの機能に加え、メモリー記憶機能、縫い模様300種類・ひらがな、カタカナ、アルファベット、数字の文字縫いで名入れもできる ジャノメ【NP3000】
*ジャノメのJP、MP、NPは、似た機能を引き継ぎながらバージョンアップしている。シリーズとしては、ほぼ同じ。 |
4.刺しゅうミシン(家庭用)
*市場では刺しゅうができるミシンを刺しゅうミシンとしているところもあり、定義があいまい。ここでは刺しゅう枠がついた刺しゅう、または、刺しゅうに特化したのタイプのミシンを意味します。 |
4万円台~12万円ぐらいが主流。 種類はあまり多くはない |
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刺しゅうミシンは他の家庭用ミシンに比べ価格が高め。直線縫いはもちろんできますし、縫い模様はパソコンとUSBがあれば、好きなだけできます。枠縫いができるので刺しゅうをする幅が広がります。
使いこなすのには少々時間がかかる場合も。
2021年には刺しゅうが1297模様できる家庭用刺しゅうミシンが発売予定。
USBで自分で作った刺しゅうデータも取り込めます。一般用の刺繍ミシンはここまでできるようになった。さすがのブラザー!内臓された縫い模様は103種類。
ブラザー【parieパリエ】 |
価格は付属品やおまけ保証期間の延長なども込みで考える
「商品のみの価格」や「送料なし」で購入を決めていませんか?それは本当にお得なのでしょうか。
付属品などが別売りの場合には、購入金額が多くなってしまいます。少しでもお得な方がいいですものね。
ミシンをより便利に使いたいと思えば、付属品や保証期間ついてもチェックしておく必要があります。
付属品やおまけについて
フットコントローラーや特殊な押え金、ワイドテーブルなどの部品が別売りの場合があります。
よく使いそうなものに関しては、初めからセット売りになっている店の方がお得な場合があります。
中には、自分には必要のない「おまけ」がたくさんついてくる場合もありますよね。それでは意味がないですよね。
「欲しいな」と思えるものがセットになっていて、お得なものに出会えれば、ラッキーですね。
ミシンの保証期間について
保証期間がメーカーでは大抵は1年間なのですが、販売店で5年保証をつけてくれるところは多く見かけます。
そういったことも踏まえて、ただ価格が安いだけではなく、ご自身に必要だと思うタイプでお得なものを選ばれると良いと思います。
ミシンの選び方について
ミシンの選び方は、人によってさまざまです。
機能や価格帯は幅広いため、自分に合ったものを選ぶのも大変です。
そこで大きく2つのことにポイントを置いてミシンを選んでみましょう。
- 機能と価格
- 「具体的に何を作るのか?」使う目的
この2つをポイントに選んでいきます。
機能と価格が自分に合っているかどうか
いちばん初めに考えることは
- 自分が作ってみたいもの
- この先、さらに上達したときに作ってみたいもの
とは何か?ということに注目してみます。
ミシンは、1年で使えなくなるというものではなく、故障しても修理の対応をしてもらって使うことができます。
店によっては5年間保証してくれるところもあります。
今は全くの初心者であっても、子どもの新学期や洋服のリメイク、インテリアや生活小物を手作りしたりと、ミシンを使っているうちに知識も増え腕も上達していきます。
この先、5年間でしたいことをイメージしてみると、自分で服やバッグを作ったりもしてみたくなることもあるでしょう。
その場合には、押え圧調節機能が付いた薄地も厚地もきれいに縫えるパワーのあるミシンがおすすめです。
ミシンの種類の表を見てもわかるように、機能やパワーが高くなると価格も上がっていきます。
通常は家庭用ミシンで洋服やバッグも縫えます。
ただし
- あまりにも厚みがある生地や目が詰まった固さのある生地を縫う
- 市販品のような丈夫さや縫い目のきれいさを求める
となると、職業用ミシンや工業用ミシンを選択する必要も出てきます。
洋裁を初めて、自信がつき「本格的に販売などもしてみたい」と思い始めたときには、職業用ミシンに買い替えの時期でしょう。
後々、もっと機能の高いミシンを買い替えるつもりであれば、初めてのミシンには慣れるまでの時間、使っていけるもので十分な場合もあります。
なぜならミシンは、糸、針、ボビン、押えなどの他に便利な機能のことも使いこなすまでには結構、時間がかかることもあるんですよね。
ちょっとここで、実際にイメージしてみましょう。
Aさん、Bさん、Cさんのタイプの違う3人がいたとします。
- まずは、いろいろと簡単なものを縫えるようになるために1~2年使えればよい。その後は、もっと機能がUPしたものに買い替える
- 保証期間5年ある店で購入し、できるだけ5年以上は使いたい
- すぐに、飽きてしまいそう。使わなくなるかもしれない
以上の3パターンでも選ぶミシンは変わってきますよね。
自分に当てはまるのはどのタイプでしょうか?
【A】【B】もの作りが好き!手を動かすことが嫌いじゃない方
または、実際に使ってみながら、機能を確かめて覚えていくのもありです。
もともと、もの作りが好きな方ですと、初めからこの先5年後以降のことも考えて便利な機能が多くついたものをおすすめします。
洋裁は、作業工程が細かくてちょっとした作業がとても多いのです。
ですから難しそうな機能であっても、実はあると便利な機能があるんです。
もちろん、自分でやった方がラクという人もいらっしゃるようですが。
「えっ、こんなことまでやってくれちゃうの?」と感動してしまうときもあります。
どんどん、進化しているんですよね。
【Aタイプ】2万~4万円台の電子ミシン、またはコンピューターミシンがおすすめ
・自動糸調子機能、自動糸切り機能、押え圧調節機能、自動ボタンホール機能、押え固定ピン、フリーアーム、ドロップフィールド、ジグザグ縫い、伸縮縫いなどがあると便利です。
【Bタイプ】4万~7万円台のコンピューターミシンがおすすめ
・自動糸調子機能、自動糸切り機能、押え圧調節機能、自動ボタンホール機能、押え固定ピン、フリーアーム、ドロップフィールド、ジグザグ縫い、伸縮縫いのほかに、飾り模様が多くあると作品の幅が広がって楽しめます。
【C】全くの初心者であまりもの作りが得意ではない方
そう考えると全くの初心者の方は、使い方に慣れる目的で1年ぐらいは練習に使えそうなシンプルで手頃なミシンを選んでみてはいかがでしょうか。
ミシンのことが少しわかって楽しくなってきたのなら、この先5年間以上は使っていくつもりで次のミシンを選ぶのも、おすすめです。
【Cタイプ】1万~2万円台の電動ミシン、または電子ミシンがおすすめです。
・標準糸調子機能またはダイヤル式の簡単なもの、ジグザク縫い、ボタンホール縫いは最低でもついていて欲しいですよね。
電動でもある程度のパワーのあることは外せない条件ですね。
使う目的は?具体的に何が縫いたいのか?
ミシンの機能は便利なものがいろいろあります。
全てがついているミシンは、当然、価格も高くなります。
予算に合わせて「どういったことに使いたくて、どんな機能があれば便利なのか?」を考えて選びましょう。
- 子どもの学校の小物、マスク、ポーチ、スクールバッグ
- ズボンやスカートの裾上げ
- 洋服のサイズ直し、修理
- 洋服のリメイク
- カーテンやシーツなど長物縫い
- 洋服
- ニット・カットソーなど伸縮性のあるもの
- デニム、帆布などの厚地のもの
など、それぞれに使用目的にあったほうがやりやすい機能、必要ない機能が異なります。
先ほどと くり返しになりますが、あったほうがやりやすい機能がたくさんついているほど価格は高くなります。
予算が合えば、できるだけ使いそうな機能が付いたパワーのあるものがおすすめです。
もしもの時のうっかりミス防止!安心・安全設計のミシンかどうか
最近のミシンはとても便利になりました。
それまではいろいろな生地を縫おうすると、糸の強さなどの調節は、自分で調整をしなくてなりませんでした。
そういった時の糸調子の調節はなかなか難しいんですよね。
今はほとんどの家庭用ミシンで自動や簡単なダイヤルでやってくれるようになってきているようですね。
それによって多くの方がミシンを使えるようになってきているように感じます。
それでもミシンで縫い始めるまでには、上糸や下糸、針、布の厚さなどを毎回、確認するなど作業があります。
縫い始めるまでの小さな作業工程が少ない方がラクですし、慌てないで済みます。
慌てていると、押え金を下ろさずについうっかり「フットコントローラ-を踏んでしまった」なんてこともあり得ます。
針がついた機械であるミシン。
もしものうっかりミスを防止して、ケガや故障から守ってくれる安心設計であることも大事ですよね。
ミシンの在庫について
ミシン専門店では試し縫いなども体験できます。
実際のミシンを触って見れるのはありがたいですよね。
子どもといっしょにミシンを見に行ったときに、とてもわかりやすく説明してくださいました。
試してみて気に入ったミシンを購入しようかと思ったのですが、あいにく予約注文での受付とのことでした。
お店の方によると、その気に入ったミシンは店舗によって取り寄せられる台数が限られているそうで、入荷の台数も時期も確実のことが言えないとのこと。
それならばと、早めに欲しかったのでネットでも探してみることにしたんです。
いろいろと調べてみるとわかってきたことがありました。
人気機種はすぐに品切れになりやすい
家庭用ミシンでは、3万~4万円台のコンピューターミシンが初心者にも便利な機能もひと通りついているものも多く、人気があるようです。
ただ人気の売れ筋の型のミシンは、すぐに売り切れてしまうようで、どこを探しても中々、在庫が見つからないんです。
メーカーに問い合わせたところ、販売店ごとの対応になるとのことです。
品番やデザインが少しだけ違う販売店オリジナルミシンもある
仕方がないので他のものを探してみると、仕様を少しずつ変えた状態で似たような機種が型番を変えて販売しているものがあることがわかりました。
要は、若干の仕様を変更したりして、その店ごとにの別注のような形でメーカーに注文している場合もあるようなんです。
ミシンの販売は、使い方や修理について詳しく対応してくれる、専門的な知識と修理などの技術を持っているところが安心できますよね。
そうなるとよく売れる店も当然、限られてきます。
自分たちの会社で在庫を持つ、または責任を持って販売することができる店から、売れそうなミシンを提案してもらってまとまった数量を生産している。
もしくは、販売店が独自のデザインを依頼して、別注という形で生産してもらっているものもありそうです。
そんな別注品のものが多くあるように感じがしますね。
ミシンは大量に生産するものではなく、どちらかというと受注生産に近いんでしょうね。
もともと、ミシンを作る工場は限られているわけで、別注なども多く対応しているとなれば、既存のロングセラーが売り切れの状態が続くのもわかる気がします。
人気の機種は、あっと言う間に売り切れてしまうことはよくあるそうです。(ミシン店の店員談)
営業トークのような気もしますが、ネットで口コミの気に入った機種を探してみたところ、お手頃の価格の人気の機種は全て売り切れてしまっていました。
ちなみに、売り切れてしまった機種は次の入荷があるかどうかは、未定なことが多いようです。
売り切れてしまった場合に新たに次に出会える機種は、各販売店のおすすめの機種ということになりそうです。
自分の欲しい機能がついていてお手頃の価格のものに出会えた場合には、見逃さずによく検討したうえで早めに購入することをおすすめします。
ミシンは問い合わせサポートがしっかりしている店を選ぼう
販売店オリジナルミシンは、メーカーのホームページに型番が載っていないことがあります。
販売店オリジナル商品については、取扱説明書はついてきますが、細かい使い方をもっと知りたい場合には、直接、販売店に使い方を問い合わせた方がよりわかりやすいようです。
使い方がわからないときは、メーカーの通常品であってもちょっとした場面で対応してくれる場所がメーカー以外の他にもある方が安心できますよね。
5年保証をつけてくれる店ならば尚更「ミシンのことをちょっとしたことでも、何でも教えてくれる親切な店であるのか?」は重要なポイントです。
ミシンの選び方(我が家の場合)
ここでは、我が家でミシンを選ぶときのポイントを書き出してみました。
使う目的によって必要性を感じるかどうかは変わってくるかも知れません。
私はミシン仕事が好きな方なので思うのですが、ミシンは少しできるようになるとすぐにいろいろなものが作りたくなります。
ミシンは薄手のものから厚手のものまできれいに縫えるものでなければ、満足できない場合があるんですよね。
そのためこの際、子どもと私といっしょに長く使うことも考えて、洋服などもそれなりにきれいに縫えそうなものを選ぶことにしました。
小学生のミシン初心者のうちの子にミシンを選ぶときポイントは
- 初心者の小学生でも安全に使えるかどうか
- 子どもは、ものづくりが好きかどうか
- 飾り刺繍が縫えるタイプにするかどうか
子どもの初めてのミシンではありますが「すぐに作りたいものも増えてくるだろう」と想定して5年後のことまで考えた結果、薄手の生地からデニムなどの厚手の生地でも縫えそうな「ジャノメ コンピューターミシンMP580MSE」にしました。
それと、私自身が職業用ミシン(直線縫い専用)を持っているので「飾り刺繍が少し多めの機種がいいな」と欲張ってしまったので、子どもの初めてのミシンとしては我が家にとってはかなり予算オーバーに。。
まぁ、何にでも挑戦できる環境を整えてあげるは重要ですものね。
身近に道具があって、試行錯誤しながら子どもが楽しんで得意なことを伸ばす経験は、できるだけさせてあげたいです。
まとめ
ミシンは、使い方に慣れるまでにも少々時間がかかります。価格も決して安いものではありませんし、できるだけ長く使えるものを選びたいですよね。
とくに初めて使う人にとっては、便利な機能があったほうがよりミシンが楽しくなると思います。
ミシンの種類や機能はたくさんあるので、なかなかわかりにくく、私も選ぶのに苦労しました。
今回、改めてミシンについて調べてみてわかったこと、ミシンを初めて購入される方が考えた方がよいポイントは
- ミシンの種類と価格について知る
- ミシンメーカーについて知る
- 自分の使う目的や作りたいものを具体的にはっきりさせて必要な機能や安全設計のミシンを選ぶ
- 試し縫いがしてみたい方は、実店舗で試してみる
- 気に入った機種は売り切れてしまう前にしっかり検討の上で早めに購入する
- 専門知識が豊富なスタッフのいる5年保証がついた店で購入する
の以上です。
今のご自身に合ったミシン選びをしてみてくださいね。
気に入ったミシンが手に入ったら、さっそく子どもと「ミシンで手作り」を楽しみましょう!
小学5年生ぐらいから、親子でいっしょにミシンを楽しめるために初心者でも使いやすい「ソーイングブック」の選び方と「生地」の種類について書いた『布で簡単に作れるもの!おすすめ「本」のと「生地」子どもとミシンを楽しもう』という記事もありますよ。
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