子どもには小さいうちから本に興味を持ってもらいたい!
そう思う親は多いのではないでしょうか?
本を読まない子にもぜひ本の楽しさを知ってもらいたいたいですよね。
なぜか、うちの子本が嫌いみたい
そういう場合もありますよね。
そんなときには、まずは本好きになる方法を試してみてくださいね。
今回は「本を読まない子でも楽しめる小学校低学年向けの本14選」をお伝えしますね。
「小学校低学年の子にはどうやって本を選び、好きになってもらうのがよいのか?」
も合わせて書いていきますね。
では見ていきましょう!
本を読まない子が読みたくなるような本の選び方とは
子どもと本屋や図書館へ行って30分~1時間ぐらい過ごしていると、子どもがつまらないと思っても、何かしら自分がおもしろそうだなと感じる本を手に取っているはずです。
すると
あ~、こういう本が好きなのね
というのがわかります。
うちの子が絵本ではない本を読むようになったのは、小学生に入ってからです。
絵本は絵を主体に書かれた本のことです。
小学校へ入ってからは、それよりはやや文字が多くなった本ぐらいの絵が入った本を読むようになりました。
文字の多さは少しずつですが、増えてきています。
そのぐらいが、ちょうどいいんですよね。
具体的にどんな本なのか選び方のポイントとともに見ていきましょう。
本を読まない子も楽しめる!おすすめの読み聞かせの本
本を読まない子はイメージすることが苦手なのかもしれません。
小学生でも寝る前に読み聞かせがおすすめですよ!
親子で心も穏やかになりますし、子どももうれしいみたい。
読み聞かせであれば、自分で文字を目で追う必要もありませんので、声を聞き差し絵を見ながらイメージすることに集中できます。
そして物語の世界に入っていくことができれば、本の楽しさに目覚めてくれるはず!
まだ、自分から進んで文字を読もうとしなくても大きな前進です。
読み聞かせする本は、インパクトのある子どもが好きそうな題材がいいですね。
話の流れもちょっとユニークなものの方が興味を持ってくれますよ。
かこさとしさんの本はどれも、ユニークでかわいらしいのが魅力です。
子どもも私も大好きな本なんですよね。
「からすのおかしやさん (かこさとしおはなしのほん)」は、ほんわかした登場人物のやりとりと美味しそうなおかしの絵が何とも言えず、たのしい気分にさせてくれるんです。
それでいて、子どもたちにメッセージ性も感じる絵本です。
「アブナイかえりみち (ほるぷ創作絵本)」は、山本孝さんの絵が迫力満点で誰でも小さい頃にしたことがある妄想をふくらませてくれるハラハラドキドキの絵本となっています。
読み聞かせのときには、危険地帯に探検に行く探検隊になりきって読むのがおすすめ!
わんぱくだんシリーズはどれも、小学生がワクワクしてしまうお話がいっぱいあります。
中でも「わんぱくだんのロボットランド」は「本当にロボットランドはあるのかも!」と思える、不思議な話。
ロボットになりきって読めば、子どももロボットランドへ行った気分になれますよ。
「たべてあげる」は、食べ物の好ききらいが多い子にぜひ読んであげたい本です。
お説教のような感じではなく、これも「本当にこういうことがあるかも知れない!」と思えそうなイメージをかき立ててくれる話です。
クライマックスで、私が熱を込めて読むと子どもは「キャー!!」と言って騒ぎます。
この本は、寝る前じゃないほうがいいかな?!
子どもが「知りたいこと」がわかる本
子どもが親にわからないことを聞いてきたら
ねぇママ、これってどういう意味?
う~ん、ママもわからないなぁ。
今度、図書館に行ったときに本で調べて教えてくれる?
というのがベスト!です。
しかし、今はインターネットで調べることもできてしまうので
検索してみてもいい?
と言われてしまうかも。
簡単なことなら、その方が時間がかからずに答えは出るかも知れませんので、それでもOKにしています。
答えがわかったら、ママにも教えてね
と正しいことがわかったのかは私がチェックしています。
ネットの情報はいろいろありますので、欲しい正確な情報を見つけるのは子どもにはまだ難しいですよね。
ねぇママ、これは何でこうなるの?
一言では説明できないようなことは、本へといざなうチャンスです!
どうしてだろうね。
今度、図書館に行ったときにいっしょに本で調べてみようか?
もし、図書館になければ本屋へ行ってみてもよいでしょう。
知りたいことが詳しく書いてある図鑑
ジャンルは何でもOK。
子どもが興味を持つようであれば、ちょっと奮発して図鑑などを家に買っていつでも見れるようにしてあげるのもよいですよね。
ちなみにうちの子が初めて図鑑を買ったのは「恐竜 新訂版 (講談社の動く図鑑MOVE)」です。
上の子が幼稚園の頃だったのですが、なぜだか急に
「恐竜の図鑑」が欲しい
と言ったんです。
が、いっしょに確認して選んだのに買ってしばらくたつと
恐竜、こわい
と言ってしばらくは見ることはなくなりました。
この本、かなりリアルに迫力ある絵になっています。
恐竜の魅力がわかる子なら、大迫力に興奮し歴史や他の動物にも興味が広がるかも知れませんね。
うちの子の場合は
昔はこんな生き物がいたんだ
恐竜は大きくてこわいものもいる
ということがわかったのでこれも勉強です。
まぁ、こんなこともありますよね
もう1冊は
この「DVD付 花 (小学館の図鑑 NEO)」は、花の種類をたくさん知ることはもちろんできますし、その他にも雑草や果実などの花が拡大された写真になっています。
そのため、どのような形になっているのかがわかりやすいです。
花びらのつくりなどの豆知識もたくさん載っているので、植物により興味が出ると思います。
花図鑑を買った理由は、私が花が好きだから。
それだけではなく、子どもも散歩のときに見かける花のこともわかると楽しいかなと思ったんですよね。
いっしょに話もできますしね。
知的好奇心を刺激する「どうして?」に答えてくれる本
と子どもが感じることがあるならば、もう本の良さに気づいてくれたはず!
ふしぎのお話 365
図鑑でなくても、こんな切り口で好奇心を刺激するのはいかがでしょう?
我が家にもある、それは「ふしぎのお話365」です。
「ふしぎのお話365」は、1年間365日にちなんだ話が書かれています。
「どうして○○なの?」という子どもの視点の疑問の答えを大人でも知らないようなことまで細かくわかりやすく解説してあります。
毎日、その日のものを1つずつ読んでいけば1年間で365個の幅広い知識に触れられるんです。
フリガナが振ってあるので、子どもだけでも読めますし、大人が読んであげてもいいですよね。
知らぬ間に子どもの考える力が育まれる1冊です。
子どもが「できるようになりたいこと」の方法が書いてある本
小学生の子どもができるようになりたいことは、どんなことでしょう?
たとえば
・かわくなりたい、かっこよくなりたい
・勉強ができるようになりたい
・泳げるようになりたい
この辺りではないですか?
うちの子も例にもれず気になっていたようです。
本屋で好きな本を買ってあげるから選んでね
と言って、少しずつ我が家に本が増えていったのですが子どもが「できるようになりたい」と思い購入したものがいくつかありました。
友だちと仲良くしたいときの「どうすればいい?」に答えてくれる本
友だち関係 気持ちの伝え方
「学校では教えてくれない大切なこと 6 友だち 気持ちの伝え方」は
・友だち関係で困ったときには、どうすればよいのか?
がわかります。
友だち関係で発生する気持ちとは「どんなときに感じるものなのか?」をシチュエーションごとにわかりやすく書かれています。
気持ちを伝える方法も「自分がされたら嫌だよね」と考えられるようになっていて「じゃあ、君ならどうする?」とヒントを見ながら自分で考える力もつきます。
「こういときはこうしてみよう!」というお手本も書いてあるのが子どもにとっては心のよりどころになるみたい。
友だちづきあいに大切なこと
「先生は教えてくれない!友だちづきあいに大切なこと」は、ぜひ親も読んでおきたくなる1冊です。
日頃から
子どもにこういうことはお友だちにしないようにしようね
とよく言っていた言葉も含め
そうコレコレ、これのことが言いたかったのよ
と子どもに伝えておきたかったポイントをしっかり押さえて書いてあります。
文章としんちゃんのマンガのダブルで書いてあって、もちろんフリガナつき。
子どもが喜んで読むことはまちがいなしですね。
本の登場人物が子どもと近い年齢の本
少女ポリアンナ
10歳までに読みたい世界名作シリーズは、絵本の次の物語として読むのに読みやすい本です。
文字も大きく、所々にカラーの絵も入っているのでイメージがつかみやすいですよね。
「少女ポリアンナ (10歳までに読みたい世界名作)」は、うちの下の子が気に入って買ったもので、何回も読んでいます。
つい先日も
わたし、やっぱりポリアンナが好き
と言っていました。
つらいことや嫌なことがあっても「幸せゲーム」にしてたのしく生きていく主人公ポリアンナは、下の子の憧れのような存在なのかも知れませんね。
文字の大きさが大きくて文字数が少ない本
「ひみつのきもちぎんこう」は、小学校の先生のおすすめで、うちの上の子が気に入って購入しました。
文字が大きく全体的に文字数は多くはないのですが、子どもが読み終わると
「思いやり」「勇気」「挑戦」
が大切なんだと強く感じる内容になっていて「きもちぎんこう」の番頭さんや「きもちぎんこう」の仕組みもおもしろいです。
小学校低学年のうちにぜひ読ませたい1冊ですね。
本が嫌いな子も楽しめると思います。
人気アニメのキャラクターが解説してくれる本
ドラえもんの体育おもしろ攻略
水泳がみるみる上達する
おなじみのドラえもんシリーズです。
「ドラえもんの体育おもしろ攻略 水泳がみるみる上達する (ドラえもんの学習シリーズ)」は、本というよりマンガなんですね。
しかし、うちの子の悩みを解決へと導いてくれる1冊になりました。
学校の体育の授業でプールがあったときに、泳げないことを気にしていました。
市内にある室内プールもあるのですが、なかなか連れていく機会がないままでいたんですよね。
本屋で
この本が欲しい
と言われ「水泳が上達する」を購入しました。
その後、定期的に室内プールに行くようにして、この本のおかげ泳ぐコツをつかむことができたようで泳げるようになったんです!!
ドラえもんシリーズは子どもの悩みを解決してくれる本です。
本嫌いの子は、こういうものから本に親しんでみてはいかがでしょう。
マンガやイラストが多い本
マンガで身につく!
ことわざ辞典
小学校へ入って国語辞典が必要になり家で購入すると「ことわざのポスター」が付録でついていたんですね。
その「ことわざポスター」にうちの子たちは興味を持っていたので「ことわざをたさくさん知っておくのもいいかも!」と私が思い「どれかことわざの本を買ってみよう!」となったんです。
そのときに、本屋でうちの子が一番気に入ったのが「オールカラー マンガで身につく! ことわざ辞典 (ナツメ社やる気ぐんぐんシリーズ)」なんですね。
この本は、おもしろいらしくよく読んでいます。
覚えたことわざを家での会話で使うこともあって、ちょっと物知りになった気分みたい。
本の絵が「色使い」「インパクト」「かわいさ」で目を惹く子どもが好きそうな本
おしりたんていの こい!?
おしりたんていは、何と言ってもキャラクタ―にインパクトがありますよね。
絵本シリーズもあるのですが、小学生ぐらいだと、この「おしりたんていシリーズ」の方が読み応えがあるのかも。
そうは言っても、文字も多いうえ少ないですしカラフルで絵もかわいいので、ちょっと絵本のような感じで読めてしまいます。
「おしりたんてい おしりたんていの こい!? (おしりたんていファイル)」は、いつもはクールでダンディなおしりたんていが、ある女性に出会ったとたん一目ぼれをしてしまう!?という、読む前から「それから、どうなるの?」と気になって仕方がないお話です。
おしりたんていシリーズは推理をするシーンもあるので、子どももクイズをしているように考えてみるのが楽しいみたいです。
本が嫌いな子も「ププッ」と思わず言ってしまう。
笑って楽しめる本になっていますよ。
まとめ
子どもに本に興味を持ってもらうための第一歩は、とにかく図書館や本屋にたくさん行くこと。
寝る前には親子で心穏やかになる時間として読み聞かせもできる限り続けていきたいですね。
小学生低学年までの子が読みたくなるかどうかは、好きな絵柄(イラスト)かどうかでもあるんですよね。
今回ご紹介した絵本は、どれも愛嬌があってにユニークなキャラクターなんです。
子どもは楽しくておもしろいのが大好き!カラフルな色合いの挿絵が選ぶポイントですね。
少し本の楽しさに気づいてくると
- ストーリーが奇想天外でワクワクするか
- 自分と近い心境で共感できるか
- 興味のある図鑑
- ノウハウ本
- 学習マンガ
- ものしり本
などがおすすめです。
親がちょうどよいタイミングで
こんなのあるよ
とおすすめの本を見せてあげてもいいですよね。または、子どもがいつもいるリビングの目につくところの本棚にそっと置いておくのも◎
本への慣れ具合いによって、おすすめ本は変えてみてくださいね。
小学生低学年になっても子どもはママに読み聞かせしてもらうのはうれしいみたいですよ。どんどん親子で本を楽しみましょう!
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