勉強しない!素直に聞かない!中学生の親ができる対策6つ

中学生 どうする?
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もう中学生だというのに、一向に自分から進んで勉強をやる気配はなし。

毎日

「課題や宿題はないの?」

「テストあるんでしょ、やらなくて大丈夫?」

なんて、声がけを相変わらずしてしまう。

中学生になってもなかなか勉強をやる気が出ずにいる子に、あれこれ言うのも疲れてきて、どうすれば良いか困ることありますよね。

今回は思春期(反抗期)でもある中学生の親が

勉強しない子どもに親ができる対策

についてお伝えしますね。

 

勉強をしない子どもに親ができる対策6つ

中学生になって子どもが勉強をする気にならないときには、親どうすれば良いのでしょうか?

小学生のときのように、なかなか親の言うことを素直に聞いてくれないんですよね。

思春期(反抗期)の子も多い中学生

中学生になっても勉強しない子に、親ができる対策は7つあります。

 

中学3年間の長いスパンで親ができる対策を考える

親が口うるさくしたり、焦らない。

親が口うるさく言いたくなるのは、子どものことが心配だからですよね。

子どもは今、少しずつ大人になろうとしています

身体も心も人間関係も成長するために日々変化していく時期

中学校3年間の長いスパンで子どもが「自主的に勉強を楽しめるための対策」を考えていきましょう

子どものタイプや子どもが思う学校生活の優先順位によって、勉強に対する優先度は違いますものね。

勉強が向いてない子も中にはいます。

まずは

・中学校での評価時期などスケジュールを知る
・子どもの考えや行動を知る

ようにしましょう。

このことを踏まえて子どもに接すると、焦らずに対策が考えられますよ。

 

中学校での評価時期などスケジュールを知る

新学期には中学校の年間スケジュールが配布されますので、そこで年間の試験や通知表の時期を確認しておくといいですね。

2年生、3年生の行事もいっしょに書いてあったら、中学校1~3年までの試験や通知表のスケジュールを書き出してみるとわかりやすいです

 

・2年生の成績が高校受験に反映されること
・3年の夏休み前で部活が終了すること
・早ければ2年の夏休みぐらいに高校見学、説明会に参加しておいてもいいこと
(3年の夏休みにはできるだけ気になる多くの高校見学、説明会、文化祭などに行ってみること)
・高校見学、説明会、文化祭などの日程を子どもにも調べるように言う
・親は高校見学、説明会など事前予約が必要かどうか確認し予約する

以上の高校受験に関わる3年間のおおまかな予定を知っておくことで、どのタイミングまでに、どうする必要があるかがわかり子どもとの話もしやすいです。

中1のうちは、細かい話はせずに見守る時期。

中2になるタイミングで、高校受験のことも踏まえてこのスケジュール感も共有しながら今後の勉強のことを話し合うのが良いと思います。

 

子どもの考えや行動を知る

中1、中2は、部活動や趣味に励む子も多いので、その辺のバランスを見ながら勉強のやり方について検討していけるといいですね。

勉強がすべてではありませんし、中学生の時期に吸収しておいた方が良いこともほかにもたくさんありますものね。

すでに勉強習慣がある、自分なりの勉強方法を身につくことができていて結果に反映されているのであれば、まったく問題ないと思います。

そうでないのなら、中学生の時期、とくに中2、中3は時間はないけれども、ちょっと無理をしても人生で一番重要な勉強の頑張りどきだと思っています。

そうするには無理やりやらせるのではなく、子どもの気持ちを確認をすること。

少し時間を置いてみて(子どもが考える時間)子どもの考えや行動がどう変化してきているのか?を知っていく必要があるんですよね。

 

軽く気持ちを探りながら様子を見る

見守るというのは、まったく声がけしないのではなく

「宿題、課題はないの?」

テスト前に「どんな調子?勉強進んでる?」

といった、やんわりと様子をうかがう声がけはします。

ただ、それに対して親が納得がいく返事が返ってこなくても

「そうなんだね」とあえて聞くのみにしてます。

親は、このやり取りで「子どもがどういう風に勉強しようとしているのか?」を知ることができます。

「子どもが何を考えているかわからない」状態だから、やたらと声をかけたくなるし必要以上に注意や批判したくなりますよね。

子どもをコントロールはできませんので、まずは親が子どもの行動に対して不安にならないことが大切なんですね。

 

子どものやり方を否定しない(一旦は受け入れる)

中学生は、自分が一人前になってきたという気持ちが強くなってくるんでしょうね。

親に言われたくない、自分で考えてやるから大丈夫
と思うみたいです。
実際には、まだまだできていないこともあるし、大人からすれば失敗しそうなのは目に見えている。だから親も言いたくなる。
ですが、そこでグッとこらえて本人の思うようにやらせてみるんです。
もちろん上手くいかないこと(失敗)が多いです。
子どもは自分で経験し上手くいかなければ、次にどうしたらいいのか考えるようになるんですよね。
この失敗もふくめた経験は、たくさんした方が良いんですよね。
経験したことでその経験に関連した気づきに確信が持てるようになるからです。
大人がどんなに上手くいかないことがわかっていても、中1のうちの勉強に関しては失敗してもいいから自分なりにやらせてみて自分で考える経験ができるといいですね。
授業の勉強がわからない、ついていけない、つまらない場合には
中1からでも塾でサポートしてもらうのが◎
塾もいろいろな種類があって方針も違いがあるので、子どものタイプに合う塾を見つけましょう。
うちの子が中1の初めてのテストのときテスト前でも、ほとんど勉強しなかったんです。

大丈夫なの?

と聞くと

上の子(ロク)
上の子(ロク)

うん、大丈夫!

と自信たっぷり。

上の子(ロク)
上の子(ロク)

テスト範囲を配られたら毎日30分は勉強するから

何度かは「もっとこうした方がいいと思うよ」的な話を私もしたことがあったのですが子どもは「大丈夫だから!」と強い口調で返し聞き入れません。

テストの結果は…

思うような結果にはならなかったみたい。

だけど自分から「次はこうするんだ」って改善策を言ってました。
その改善策が正しいかどうかもあやしいですが、自主的に考えることができたのは、一歩前進ですよね。

親が言っても反発ばかりでも、自分でやってみれば考えるようにもなるんですね。

 

自分で考える時間を与える

子どもの勉強について

結果が出る前から「こうした方が良いんじゃない?」

結果が出た後も「次はこうしてみたら?」

つい、言ってしまうんですよね。

子どもの方から聞いてきた場合でも「あなたはどうしたいの?」と聞き返し本人に考えさせる。

最近では、私も少しできるようになってきました。

親が先回りして口出しすることは、自分で考える機会をうばってしまうことになりますものね。

親ができることは根気強く「待つ」ことなんですよね。

 

中学校の勉強の重要性を伝える

ただ何もしないで子どもの行動を待っていたらどうでしょう?

勉強をしない子は、勉強をする意味や目的がわかっていないみたい。

・中3での高校受験のこと
・高校で出会う仲間のこと(同じような目標を目指す環境)
・各高校で学ぶ学習内容の違いのこと(学習の難易度、進度)
・結果、選べる未来の選択肢が広いか狭くなるかに違いが出ること

 

その原因は「勉強の仕方を知らない」からです。

効率的に自分の苦手な部分を理解して改善する、勉強方法を中学生のうちに習得しておく必要があるんです。

表面的な「社会が苦手」「数学の因数分解が苦手」みたいなことだけをやるにしても、その中の何が苦手なのか?を知る必要があるんですよね。

そうでないと、時間があっても足りませんし膨大な量の問題をただひたすら解く。

なんてこと、もし「この勉強のやり方であっているのかわからないし… 」と考え始めたらどうでしょう?

きっと、途中で投げ出したくなりますよね。私もそうでした。

勉強が苦手な私自身の経験上、中学校での勉強につまずいたままだとどんな高校へ行ったとしても、学習意欲はますますなくなってしまいます

中学生になってから、親が子どもに教えるのは至難の業

  • 時間
  • 感情
  • 親の学力

など、関係して難しいです。

塾に通う

  • お金
  • 子どもの自由時間

の問題もありますよね。

この2つをちょっと無理して使ってでも、中学生時期に塾で勉強法を学ぶ、経験するのはとても重要だとうえの子のときに実感しています。

勉強のやり方を知らないなら中学生のうちに勉強のやり方を学べる塾を検討してみるのがおすすめです。

その場合には塾選びが非常に重要になってきます。

またその話は、後日記事にしますね

我が家の場合、上の子は中2から塾へ通いました。
初めは嫌がっていたけど、段階を踏んで話し合いをしていったんですよね。
最終的には

上の子(ロク)
上の子(ロク)

塾でやってみたい

ということに。

下の子は今、様子をみている状態です。

 

タイミングを見て話し合いをする

勉強に関することに親が口出しすれば、子どもは嫌がります。

しかし

  • 子どもが勉強しない
  • 思うように結果につながらない

場合には話しをする必要はあります。

中学生の勉強について、普段は親は口出しは控えて見守りの姿勢が一番。

しかし、勉強について何も話さないというのではなく、タイミングを見て子どもが「勉強についてどう考えて取り組んでいこうと思っているのか」をときどき聞く時間をつくるのが良いですよね。

具体的には

・テスト2週間前のテスト範囲が配られたとき
・テストの結果が出たとき

が、声がけタイミング。

もし、子どもが不機嫌そうに話したくなさそうなら、後日、話をする時間をつくってもらうように言います。

普段は自分の考えるように行動していても何も言いませんが、定期的に話を聞く時間は必要なんです。

定期的に気にかけているが、踏み込み過ぎず見守る姿勢をとる

このぐらいがちょうど良い気がしています。

 

まとめ

勉強しない子は勉強の重要性や楽しさをわかっていないんですよね。

中学生は多くの子が思春期(反抗期)ですし、勉強以外の中学生活も楽しみたい時期でもありますよね。

この時期に勉強について親子で話し合うのは、コツが必要です。

3年間のテスト、通知表の時期を把握して見える化しておくと、声がけのタイミングもわかり親も長い目で子どもに対応できます。

中1では、自分に合った勉強のやり方を見つける重要性をタイミングを見て話し合う機会をつくり、基本は見守り姿勢で子どもの気持ちや行動を知るようにしましょう。

中2で子どもがまだ勉強しない、やり方がわからない場合には、塾に通うことを提案してみるのがおすすめ。

子どもには、中1から「中学生の時期に自分に合った勉強方法を身につけ結果につなげる」成功体験が大事なんだということをタイミングをみながら少しずつでも伝え続けましょう。

勉強の重要性は一気に話をするのではなく、伝えては様子を見て自分で考える経験もさせる。

親も焦らず、3年間という長い目で計画を立てて子どもの「勉強できない」をサポートしていけるといいですね。

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