自宅学習習慣いつからがいい?【子どものタイプ別】親がアプローチするタイミング

小学生の勉強
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子どもが自宅で勉強しているの見たことない
このままで大丈夫かしら?

Bさん
Bさん

家に持って帰るテストの結果がいまいち良くない

Aさん
Aさん

本当に学校の勉強についていけてるのかしら?

親からすれば小学校高学年ぐらいになってくると勉強習慣がない子どもには、ますます不安になりますよね。

小学生のうちから少しずつでいいから毎日コツコツと自宅学習を習慣にできれば、中学生になってからも課題や自宅学習はスムーズになりやすい。

子どもには、早いうちから自宅学習習慣は見につけて欲しいと思いますよね。

 

今回は

自宅学習習慣はいつからがいい?子どものタイプ別
自宅学習を習慣にするために親ができること

についてお伝えしていきますね。

 

自宅学習習慣をつけるとよい時期は?

自宅学習習慣をつけ始めるのは、できれば小学校入学時。

または小学校高学年ぐらいまでには、親に言われないでも自宅学習習慣が身につくのが理想ですよね。

できるだけ早くに自宅学習習慣を身につけさせたい!

 

そう思い、我が家の場合は低学年ぐらいから毎日10分程度、漢字練習や計算問題などの朝ドリルは習慣にするようにしていました。

それでもドリルがなくなると親が次のドリルを選定して与える必要があるんですよね。

小学校高学年になってくると子ども下校時間も遅くなりますし、親も空いた時間を仕事などに力を注ぎたい願望も出てきます。

そうなるとなかなか、子どもの勉強のことに気を向けている時間が少なくなってしまうんですよね。

私の経験からすると、本格的に自宅学習習慣をつけて欲しいと切実に思ったのは小学校高学年辺りからです。

 

自宅学習習慣は小学校高学年~中学2年までに

勉強が難しくなってくる小学校高学年ぐらいから何らかの学校以外の学習習慣をつけるのにちょうどよい時期でしょう。 

小学生高学年では

・小学校高学年は絶賛マイルド反抗期!対応するのがしんどい
・親もそろそろ本格的に仕事にも力を入れて収入UPしたい

 という親側の事情もあるのではないでしょうか。


私自身も

今までとは違うやり方でできれば親の負担も減らしたい

そう思い始めた時期でした。

 

 この先、中学生になってからだと 

・わからないことが多すぎて学校の授業内容が理解できない
・現実的に学校の帰りが遅くなり親と話す時間が少なくなる
・部活や委員会、課題なども多くますます学習習慣を始める気にならない 

など子ども側の問題もあって、自宅学習をする習慣を中学生になってから始めるのはなかなか難しいですよね。

本人のやる気になるタイミングも大切ですので、できるだけ早めの行動と声がけでやる気になるタイミングを見計らうのがおすすめです。

この先の高校受験を考えても小学校高学年~中学2年春までに自宅学習習慣を身につけて欲しいところです

高校受験を考えているのなら中2の内申評価に間に合うように

高校受験をする子の自宅学習習慣は、小学校高学年~中学2年に入る前ぐらいまでにつけたいですね。

我が家の地域の高校受験に関する情報では

高校受験では公立高校への進学を希望している場合には
入試の結果+中2~中3の成績も内申として評価される。
(各高校や地域によって選考基準は異なります)
私立高校の学力推薦枠
内申の評価によって推薦可能かどうかが決まる。

となっています。

そうなると、できれば中2ぐらいまでには自宅学習習慣をつけておいた方がいいですよね。

自宅学習習慣はいつからがいい?【タイプ別】始めるのにおすすめな時期

自宅学習習慣を始めるのには、タイミングが大事ですよね。

我が家ではドリル学習をずっとしていたのですが、子どもが小学校高学年になる頃に反抗期のような感じで勉強の声がけをいちいち親がすることを嫌がるようになりました。

そのときに定期購入教材に私が興味を持ち、いろいろと調べてみたんです。

結果的には、上の子が中学生の一時期に【進研ゼミ中学講座】のタブレット教材を使うようになったのですが、それが自宅学習習慣をつけるのにとても良かったと思っています。

親にとっても教材を選ぶ必要はありませんし、いちいち声がけする精神的な負担も軽くなったんですよね。

小学校のうちから自宅学習習慣をつけるのに定期購入教材を利用していればよかったかも!!

と思うんですよね。

ところが下の子のときには、自宅教材は同じように受講したものの、声がけしてやっとやるぐらい。

私も毎日、声がけするのも疲れてしまって…

どうやら子どものタイプによって向き不向きがあるみたいです。

 

子どものタイプによって自宅学習習慣を始めるタイミング見計らって提案する

自宅学習はあくまでも本人の意思がなければ続きません。

親が勝手に決めるのではなく、子どもが興味を持ってできることから学習習慣にするのがいいんですよね。

それから親が子どもに

自宅学習習慣をしてみない?

と提案するタイミングも大事です。

親から自宅学習習慣を提案した場合に毎日10分程度でも

上の子(ロク)
上の子(ロク)

やってみようかな

と思う気持ちになってもらう必要があるんですよ。

子どもの性格や習い事、放課後の友達との遊び、趣味などによってもベストな提案のタイミングは違ってくるんですよね。

 

自宅学習習慣をできるだけ小学生のうちからつけた方がいいタイプ

勉強に興味がない子は、興味がないことをあれこれと考えることを嫌がります。

上の子はどちらかというとこのタイプ。

上の子(ロク)
上の子(ロク)

○○の新曲△△っていうんだって!
あ、そうそう、それからね、商店街にアイスクリーム屋さんできたらしいよ!

勉強に興味がないというわけではないけれど、その他の楽しそうな他の刺激に興味を惹かれるんでしょうね。

・流行りものや勉強以外の楽しいことに興味を持っていかれやすい
・幅広いことに興味、関心がある
・気が散りやすい
・基本は真面目に言われたことを素直にやる

という感じです。

上の子の場合は、朝ドリル学習を10~15分は小学生の間は続けることができてました。

放課後はだんだんと「宿題だけはやる」になっていってしまいましたのですが…

小学校高学年~中2夏休み前までのできるだけ早い時期に、まずは1日15分でも毎日、自宅学習習慣を身につけておきたいですね。

 

 

自宅学習習慣は中学生になってからでもいいタイプ

授業内容に興味を持って聞いているタイプは、勉強をしなくてもある程度テストの点数が採れている場合があります。

このタイプは授業で学習内容を理解してさまざまなことに関連付けて覚えるのが得意みたい。親が慌てて自宅学習習慣をつけるようにする必要はないように思います。

下の子はどちらかと言うとそのタイプで、普段は家でほぼ勉強はしないんです。

ですが親に言われなくても漢字テストなどの前には自分でテスト対策しているみたいだし、いつの間にか宿題も提出しているようです。

・本(漫画もたまに)だけは大好きで週に何冊も読む
・気に入ったものをとことん深めてさらに好きになる
・興味は移り変わってもいきますがどちらかというと狭く深く
・自信を持っている?いない?どっちにも見える
・失敗はしたくない気持ちが強い

という感じです。

テストの結果を見ると、そこそこ授業も理解しているよう。

下の子(サン)
下の子(サン)

自宅学習は自分が必要だと思ったときに始めたい

と言っていて、下の子が英語のドリルをやってみたいと言ったので、英語だけは毎日ドリル学習を10分程度しています。

自分がこうと思ったら他の人の意見をほとんど聞かない。人がなんと言おうが聞く耳を持ちません。

自分にとってのメリット(目的)があるのなら自主的にどんどんやる感じです。

①自分でやり方を見つけようと考える
②自分でやってみる→失敗→探す→失敗→探す…
③自分に合ったやり方に出会う
④言われなくても自分なりの計画通りにやる

この思考と行動経路をたどっているように見えますね。

もう少し、高校受験とかが身近な話題に感じるくらいの中学生になってみて自宅学習習慣をもう一度、提案してみる予定です。

 

自宅学習を習慣にするために親ができること

自宅学習習慣をつけたい高学年以降になってくると、反抗的な態度も増えてきます

反抗期は自分と親の違いに折り合いをつけて葛藤している状態、順調に成長しているのだと思うのですが、自宅で学習習慣をつけたい時期と重なるんです!

この時期に自宅学習を習慣にするためのポイントは3つ

・子どもに干渉し過ぎない
・タイミングを計って会話をする
・わからない部分だけはやり直しできるようサポートする

小学校低学年ぐらいまで親が声がけをしてドリル学習などしていた状態から少しやり方を変えていく必要があるんです。

 

子どもがやってみるというまで自宅学習を強要しない

 最近は小学受験、中学受験なども多くなってきていますよね。 

うちの子に「受験という選択もあるんだよ」って話だけはしてみたこともあったのですが、経済的なこともありますし私も子どももそこまで乗る気ではなく公立の小中学校へ行くことに。 

小学校のうちは勉強に限らず興味のあることをする時間がたっぷりあってもいいかな

うちの子たち
うちの子たち

わぁい!やりたいこといっぱいある~

と過ごしてきた感じ。 

そんな感じでうちの子は低学年から漢字や算数の朝ドリルは続けてきたものの、この時点で楽しんで勉強をするタイプではありませんでした。 

  小学生のうちは毎日の練習が必要な習い事をしていたので、よほど授業がわからないということがない限り、朝ドリル10分程度以外には本屋に置いてあるドリル教材を休みの日に30分ぐらいやる生活を送ってきたんですね。 

 小学校高学年のころに何度か塾、定期購入教材の話しをしてみたこともあったのですが 

習い事の練習を毎日していると、放課後に好きなことをする時間を削らなければならず 

 

上の子(ロク)
上の子(ロク)

やりたくない

上の子(ロク)
上の子(ロク)

時間がない

との一点張り。 

時間を空けて2回ぐらい話をしてみたのですが、その時点では自宅学習をする気持ちにはなれなかったみたい。 

 我が家の場合は

小学生のうちは勉強を嫌いにならなければいいかな

と思い、最低限のドリル学習を細々と続けながら今やりたいことを優先させて過ごすようにしました。  

 自宅学習習慣を強要しない

というのは、親が何もしないというのではありません 

 親の役割は子どもだけでは見えていない情報や世界を目の前に提示して選択肢を広げてあげることだと思うんですよね。 

なので 

親からの助言を素直に聞きたくない今の気分はわかるよ

じゃあ、他にもこういうやり方とかもあるけど興味あればやってみない?

 

 と、今後の自宅学習の方法について

こんなのあるよ、やりやすそうじゃない?

子どもの中の選択肢を広げてあげる感じです。

 

言い方ってけっこう大事で、子どもの今の気持ちは汲み取り受け取っているよって伝えて、そのうえで「これだったらどうかな?」と新しい提案をするのがいいんですよね。 

最終的には本人が決めることが大事

反抗期でも冷静に順序を追って進めていけば話し合いはできます。 

子どものご機嫌が良さそうなときを見計らってライトな感じで話をしてみましょう

子どもも日々なんらかの成長をしていますし、気持ちはいつだって変化するものです。 

タイミングも大事なんですよね! 

間を空けて2~3回確認してみるのはありだと思います。 

 

今はやりたいことをすればいいよ。
小学校の勉強がわからなければ中学校でもっとわからなくなっちゃうから、できるだけ小学校のうちにわからない部分をなくしておこうね!

これだけは子どもと約束をしました。 

そして我が家では子どもの気持ちを汲んで小学校のうちは放課後の学習習慣は先のばしにすることに。 

「授業やテストでわからないことはないか?」親の声がけなどしつつ、わからない部分は父母で得意分野を役割分担し休日に教えるなどして、なんとか中1の秋までドリル学習のみで過ごしたんです。 

小学生での学習にわからないことがある場合には親がサポートするなどの時間と労力を多少かける必要はありますが、子どもの気持ちを尊重してあげる 

子どもと一緒にいられる時間は
できるだけお互いの気持ちを尊重しながら協力し合えるか?
 

というのも、先を生きているわたしたち大人(親)の役目だとも思うんです。 

 仕事などもしながらの子育てともなれば時間がないし、空いた時間は休息したいとも思いますよね。 

現実的には勉強について親が口出しできるのは中3ぐらいまで、あと3年ぐらいです。 

過ぎてしまえばあっという間なんでしょうね。 

 そう思うと今の子ども時間も大切だなって。 

状況と気持ちに寄り添って過ごしながらできることをやろうって思ったんですよね。

 

反抗期からの自宅学習は見守るだけでいい!

 うちの子の場合は、家で練習が必要な習い事をしていたため小学校のうちは本人の意思で簡単なドリル学習をしていくことにしました。

できない部分は聞いてわかるようにしようね

と約束はしています。

が、実際には小学校高学年になってくると反抗的な態度が目立つようになってきます。

何を言っても

上の子(ロク)
上の子(ロク)

わかってる

と言ってうるさいなぁと言わんばかりのご様子。

この時期は、親がどうこういうのではなく第三者の大人からの言葉の方がいいみたい。

習い事の先生、塾の先生、学校の先生とかで、どもと相性が良い大人の存在が大事になってくるんですよね。

通常は親はホッとできる場所というスタンスで存在しているのがいいですね。

中学生で勉強習慣がついていないのであれば「塾などに通う」ことについて、じっくりと子どもと話合う必要はあると思います。

 

まとめ

自宅学習習慣は、できれば小学1年生ぐらいからできるようになるといいですよね。

自宅学習習慣がない子は、子どものタイプによって勉強に興味関心がまだ向いていない子もたくさんいると思います。その場合には、子どもに合わせたタイミングで自宅学習習慣を提案してみるのが良いですね。

今回はうちの子の全く違う二人のタイプ、それに合わせたアプローチ方法をお伝えしました。

好成績を目指すためではなく、今後、中学校、高校、大学などへ進んでいったときに

  • 授業がわからず学校がつまらない
  • 宿題や課題についていけない

と、ならないためには中学生のうちまでには、勉強が楽しいと思える経験をしてもらいたいなと、勉強が苦手な親としては切実に思います。

この思いを子どもが中学生ぐらいになったら、親が覚悟を持ってしっかり伝える必要があるんですよね。

小学生のうちは子どもの気持ちも尊重しながら、タイミングを見て子どもに合った自宅学習習慣のアプローチをしてみてはいかがでしょうか!

 

 

 

 

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